【特集】侍ジャパンは、無気力試合やってよかったの?
こんばんは。@三河屋ヤンゴンです。
駐在員のためのブログへようこそ。
今回は、駐在員ネタではないので、ごめんなさい。
サッカー好きの僕には見逃せない、W杯日本代表の事件ですので、熱く持論を述べさせていただきます。
「よもやま話」というブログカテゴリも、今回初めて作りました。
【目次】
昨日のW杯、ポーランド対日本代表戦ですが、色んな議論がなされています。
問題は、西野監督の指示で、最終後半10分に「無気力試合」をしたことです。
僕もリアルタイムで観戦していましたが、唖然としました。
あれだけ応援していたのに、最後こんな幕切れなんですか?と後味の悪い試合となりました。
優先順位は「決勝トーナメント出場」
結論からいきますと「やってはいけないことをした」です。
「武士道精神がない」「良い試合が観たかったのに」という感情論だけの批判は、意味がありません。
FIFAの勝ち残りルールが、事前にそのように決まっているので、そのルールに従って「勝ち残る為」に、西野監督がとった戦術が「無気力試合」だったのですから。
感情的に日本代表を批判するのでなく、ルールを作ったFIFAを責めるべきです。
僕がぱっと思いつきましたルール不備については、、
ルール不備①
将棋プロの世界では、対局中は、通信機器が一切使えず、外部と連絡が遮断されています。
同じような処置を、ワールドカップにも適応していれば、西野監督がコロンビアの試合経過を知れないので、無気力試合にはしなかったはずです。
ルール不備②
例えば、審判が無気力試合と客観的に判断したら、イエローカードやレッドカードを出せるようにすればいいのです。
であれば、怖くてあんな無気力試合が出来ないはずです。
ルール不備③
得失点差も同順位に並んだ際に、フェアプレー(カードの数)でなく、再試合やPKだけなど直接対決の場を設けるなど。
過去、堀江貴文さんが、市場外取引きで、ニッポン放送の株を一気に買い占めた時も、メデイアが散々批判していましたが、彼は資本主義ルールの不備に狙いをつけて、あらかじめ戦略を立てていたのです。
ビジネスの世界でも、勝つことが全てであり、市場外取引は、法律違反したわけではありません。
勝つためには正しい選択だったと思います。
今回と同じですね。
次回試合の大きなマイナス要因
そこで、僕が「やってはいけない」と主張する理由は「次の試合へのマイナス影響が大きすぎるから」です。
各選手も僕らと同じようにスマホを片手に、試合後に、この問題の行方を詮索するわけです。
それらを見て、当の本人達は、絶対に良い思いはしてないはずです。
自分が、日本代表として、ワールドカップの舞台で、あんなプレーをしてしまった。
サッカー好きの子供たちに見せてはいけない、という罪悪感もあるかもしれない。
しかも、海外メデイアから批判されている、そんな精神状態で、次の試合で、より良いパフォーマンスが出せるはずがないです。
サッカーはチームプレイなので、チームの雰囲気ってとても大事なんです。
また、次の試合で、日本代表が、ピッチに入ると、観客からはブーイングで迎えられるかもしれない。
そんな状況を、西野監督が作ったとしたなら、あの選択は間違いなのです。
選手も人間なのですから感情がプレーに影響して、マイナスに働くと思います。
ここが、僕が懸念している点です。
結果はともかくラスト10分はどうすべきだった?
仮に、残り10分を普通に戦ったとして「失点する確率」「カードをもらう確率」は、いったいどれだけあったのでしょうか?
セネガルが同点にもっていく、という外部要因として不利な確率もあったわけです。
①次の試合に悪い影響がある
②残り10分を普通戦った場合のリスク
この①と②を天秤にかけたとき、僕は「普通に戦うべき」だったと思います。
「それでも勝ったから、次の試合があるんだ」という批判もあるかもしれませんが、仮に無気力試合をしても、ボールを取られるリスク、セネガル同点リスクもあった訳で、無気力試合が、決勝トーナメント進出の唯一絶対条件ではなかったのですから。
ツイッターで、どうすべきだったか確率計算されている方もおりました。
というわけで日本が取るべき戦略はどちらだったかモデルを立てて計算してみた。驚いたことに、残り10分までは攻めた方が良く、それ以降は時間稼ぎした方が良いという結果に。残り10分あたりから時間稼ぎに徹した日本は間違ってなかった!日本のバックには優秀な参謀がついているに違いない! pic.twitter.com/w5lqZ4lOtJ
— 石松拓人🛰 (@notactor) 2018年6月28日
と言いつつも、次のベルギー戦も、僕は全力で応援します。
ミャンマーだと、夜中 0:30からですが、皆さんも、頑張って起きて応援しましょう。
ガンバレ、ニッポン!!