日本人は、必ず「日本食」に戻る。僕がヤンゴンで起業した理由。
こんばんは。@三河屋ヤンゴンです。
駐在員のためのブログへようこそ。
今回は、僕が、脱サラして、ヤンゴンで起業するに至った経緯について、少しお話させていただきます。
このブログに来て頂いた方にとって「三河屋ヤンゴンって、いったい何?日本食デリバリー?」と、最初に疑問に思われますよね。
きちんと説明できておらず、申し訳ありませんでした。
怪しいものでも、怪しい会社でもありません(笑)
【目次】
商社マンとして赴任していました
僕は、日本のとある商社(上場企業)に勤めていました。
今から6年前、ちょうど30歳の時に、バンコクに赴任が決まり、バンコクとヤンゴン両方を行き来する、二重生活を送っていました。
ご存知の通り、バンコクは、世界で一番日本人が住みやすい街と言われるぐらい、日本人にとっては住みやすい街です。
ヤンゴンは、まだまだ、日本人にとっては住みよいとは言えませんね。
ヤンゴンで、部屋を借りたのですが、周りに日本食屋がなかったこともあり、毎晩、ローカル食を食べていました。
正確に言いますと、食べていたのではなく「エネルギーを吸収していた」のに近いです。
美味しくないので、左手でスマホを持って、スマホ画面を見ながら、なるべくローカル食をみずに、口の中に流し込んでいたのです。
エネルギーを口から入れないと、生きていけないからですね。
僕は、どちらかと言うと「何でも食べられる派」でした(←過去形です 笑)
20代では、バックパッカーの経験もありましたし、中国留学もしていましたので、他の人より「海外慣れしている」と思っていました。
ローカル食が、受け付けられない日本人をみては「贅沢だなぁ」と、ちょっと上から目線で見ていました。
赴任して半年後に事件が、、
しかし、赴任して半年くらい経ったころ、仕事もちょうど大変な時期でした。
いつものように、ローカル食を食べていた時に、急に涙が溢れてきました。
ポタポタと、料理に入るぐらいの涙が出てきたのです。
「なんで、こんな苦労してるんやろか?僕、何か悪いことしたかな?」
と、ふと思ったのです。
僕は、別に節約をするために、ローカル食を食べていたのではありません。
会社からは、海外赴任手当も貰っていましたし、お金に困っていたわけでもありません。
当時、現地法人のマネージャーをしていましたが、ローカルスタッフをうまくマネジメント出来ずに、疲れ果てていた頃でもありました。
それと重なったのです。
その日から、スイッチが入ったように、日本食ばかりを食べるようになりました。
お昼もなるべく家で弁当をこしらえて、営業外周りもしていました。
そのスイッチが入って、あることに気付いたのです。
「日本人には、日本食から離れられない遺伝子が、組み込まれいる」と。
いくら、韓国料理や、中国料理、フランス料理が美味しいといっても、毎日は食べられないでしょう。
日本人は、世界のどこの地に行っても、最終的には、日本食(日本酒も)に戻ってくるはずだというのが、自分の経験則もあり、周りの日本人をみていても、確信しました。
この遺伝子もそうですが、日本食が世界で一番美味しいですよね。
バンコクにあってヤンゴンにないもの
そして、ヤンゴンとバンコクを行き来していたからこそ、見えてくるものもありました。
今後、ヤンゴンがどのような変貌をとげるのか、仮にバンコクと同じ発展の道を辿るのであれば、今、バンコクでは当たり前のことを、今、ヤンゴンでスタートさせれば、ビジネスチャンスがあると考えたのです。
ASEANでは、同じ上座仏教国であるミャンマーとタイ、経済発展も、通じるものがあると思っています。
何が不便かというと、ヤンゴンでは、手軽に日本食が入手出来ませんでした。
日系スーパーに、買いにいけないこともないですが、渋滞もあり、外に出るのも億劫になります。
僕は、仕事で晩くにヘトヘトになって部屋に帰る生活だったので、なるべく仕事以外にエネルギーを使いたくない派(買い物は好きでない)でした。
日本食デリバリーが、ヤンゴンに無ければ「僕が作ればいいんだ」と、ほんと単純にそう思い立ったのです。
当初のビジネスモデルは、作りたての日本食(ラーメン、弁当、刺し身)をお届けしようと考えましたが、これは、ヤンゴンでは、非常に難しかったのです。
何故なら、ヤンゴンの日本人住居エリアは、1箇所にかたまっているわけでなく、広範囲にひろがっており、ラーメンを注文を受けても、いざ作って届けると、1時間以上かかるエリアもあり、話になりませんでした。
まずは、お酒・カップラーメン・缶詰など、単身で赴任されている方が、お部屋で一杯飲む時に、喜ばれる食材に絞って、デリバリーをスタートする予定です。
ミャンマー邦人数は増えている
ミャンマー在住日本人の数も、前年比30%以上の勢いで増えてはいますが、バンコクのように、数万人という規模ではないため、大手も参入しずらい今だからこそ、スモールビジネスとして成り立つと思いました(まだ、ECサイト制作中ですが、、)
■ミャンマー邦人数 (前年比)
2017年 2,608名 (12.7%増)
2016年 2,315名 (30.3%増)
2015年 1,776名 (33.5%増)
2014年 1,330名 (49.3%増)
この2,608名の中には、自分が希望したわけでもなく、異国の地ヤンゴンに、駐在員として飛ばされて、仕事でも辛い思いをされている方も多くいらっしゃると思います。
子供や家族が日本の場合ですとなおさら孤独にもなると思います。
そんな方に、日本食をお届けして、少しでも、明日の活力にしていただければと思っております。
今後ともよろしくお願いします。
【休日のプチ贅沢】スーレーシャングリラホテル(ヤンゴン)
こんにちは。@三河屋ヤンゴンです。
駐在員のためのブログへようこそ。
ヤンゴンでの「休日の過ごし方」を一つご提案させていただきます。
平日は仕事が大変で、周りに家族もいない、時間があるが、部屋でダラダラ過ごしてしまう、そんな方に、是非読んでいただきたいと思います。
部屋でダラダラ過ごすのも、良いっちゃ良いのですがね(笑)
【目次】
言わずと知れた「スーレーシャングリラホテル ヤンゴン」
場所は、さくらタワーの向かいです。詳しい場所を言わずとも「シャングリラホテル」と言えば、タクシーの運ちゃんは、皆んな知ってますので、非常に楽ですね。
シャングリラホテルとは?
香港資本のシャングリラグループは、アジア地区では、先駆けて、ラグジュアリーホテルを展開した、巨大ホテル企業です。全世界に100軒以上を展開。
僕は、過去、中国長春、フィリピンマニラで、ホテルを利用しことがあります。
中国では、一泊7,000円ぐらいでした。
フィリピンも同じくらいと思って、チェクアウトすると、なんと3万円近くしてしまい、当時の上司に大目玉を食らいました。
シャングリラホテルヤンゴンですと、一泊15,000円からでした。
VIPなお客さまを泊められるのには使えますね。
ちなみに、シャングリラ(Shangri-La)の語源は、イギリスの作家ジェームズ・ヒルトンの小説『失われた地平線』に登場する理想郷(ユートピア)の名称です。
「ユートピアで、おもてなしする」という、ホテル名からして、ラグジュアリー感が出ていますね。
また、2018年6月にシンガポールで行われた、米朝首脳会談ですが、元々、シャングリラホテルで行われる予定でしたが、急遽、別のホテルに変わったという経緯があります。
それぐらい格式の高いホテルグループなのですね。
シャングリラホテルの1階が穴場!
僕は、ここを「ヤンゴン休日コース」に使っています。
と言っても宿泊するわけでなく、一階のラウンジで、コーヒーを飲みながら、まったりと、本を読むのです。
①椅子が最高級かも
腰を深く落とせますし、椅子と腰の間に入れる小さなクッションも付いています。
2人掛けのソファもあります。
おそらくホテルの客室にあるものと同じ椅子を使っている贅沢な仕様です。
②クラシックが流れ落ち着く
生演奏ではありませんが、常にクラシックが流れています。
そして天井がとても高く、開放感抜群です。
装飾品もかなり凝っていますね。
その辺のカフェと同じように、学生さんがワイワイガヤガヤしていないので落ち着きます。
③FREE Wi-Fi
パスワードも不要で、ShangriLaにアクセスするとすぐ繋がります。
速度もまずまず出ており、YouTubeも見れました。
時間帯にもよると思いますが、ストレスないネット環境は、なかなかヤンゴンにないですよね。
スマホでのんびりネットサーフィンも悪くありません。
④コーヒーおかわり自由
普通はおかわり自由でないのですが、この「デザートコーヒーコース」を頼むと、コーヒーかティーが飲み放題です。
15ドルと少し高めなのですが、あなどっていけません。
こんな三段のタワーで、デザートが来ました。
この時、お昼食べた後に入ったのですが、普通に食べ切れませんでした。
サンドイッチや、なんとスモークサーモンがのったのも入ってました。
味は、全体的に甘ったるいのですが、食べれないことはありません。
なんせ、ホテルのデザートですから手は抜いてませんね。
オススメは、お昼を食べずに、このデザートとコーヒーでランチ過ごすのが、コスパとしては最高でしょう。
デザートを食べたあとに長居してもいいですよね。
まとめ (理想郷でのんびり過ごそう)
僕が、週末行くと、必ず2人くらいの日本人っぽい方もいます。
おそらく、僕と同じで、宿泊客ではなく、ラウンジを利用しているのだと思います。
日頃の疲れを、こんなシャグリラ(理想郷)で、独りで、スマホしたり、読書したりしていると、自分がミャンマーに居ることすら忘れてしまいますね。
休日コースとして利用されてはどうでしょうか?
この投稿が元で、たくさんの日本人が、シャングリラに通い出したりして(笑)
スーレーシャングリラホテル
ピーコックラウンジ(PEACOCK LOUNGE)
住所:223 Sule Pagoda Rd, Yangon 11182 ミャンマー
電話:+95 1 242 828
時間:7:00~23:00
ヤンゴンでラーメン食べたい?「一風堂」でしょ。実は日本より安いって。
こんばんは。@三河屋ヤンゴンです。
駐在員のためのブログへようこそ。
今日は、Junction City に入っている一風堂です。
結論からいいますと《絶対行くべき!》ですね。
言わずと知れた博多一風堂。
ヤンゴンに進出したのは、2017年4月。
僕が小学校の頃、ちょうどTVチャンピオン全盛期でして、
ラーメン選手権で、三連覇をとげた、創業者「河原成美さん」は、
とても、印象に残っています。
2017年には、株式上場も果たしていますね。
2008年のニューヨーク進出を皮切りに、海外13カ国に展開し、
世界中にラーメンと日本食の魅力を伝えることを一つの目標にしています。
僕には、ここまで大きなビジネス展開は出来ませんが、
僕も「日本食をヤンゴンで広げたい」という、同じ志を持っています。
規模は全然違いますが、僕は、一風堂さんに、勝手に共感させていただいてます(笑)
【目次】
まず気になる価格帯は?
赤玉スペシャル1杯12,900チャットなので、他のローカル店と比べて、3倍以上しますので「ヤンゴンの食事としては高い」です。
しかし、ここは日系ラーメンしかも、名のしれた一風堂さんです。
他のローカル価格と比較してはいけません。
さそく、日本の一風堂との価格を比べてみたところ、、
な、なんと、ヤンゴンの方が1割以上も安いじゃないですか!
白丸元味 790円(日本)→ 686円!(ヤンゴン)
赤丸新味 850円(日本)→ 773円!(ヤンゴン)
※税抜き。サービスチャージ10%含。 1ks = 0.079円計算
もし、日本と同じクオリティであれば、ヤンゴンで食べるほうがお買い得ということです。
一風堂 (Junction city) 価格表 ※2018年7月13日
注文スタイル、接客も日本風で文句なし!
さっそく「赤玉スペシャル」を注文。
日本と同じように、やわめ、普通、硬め、バリカタと麺の硬さもチョイスできました。
あと、気付いたことが、ミャンマー人の接客教育も行き届いていました。
お絞りがなくて、キョロキョロしていると、気付いたスタッフが、何も言わずに、さっと持ってきてくれたり。
お茶は、おかわりフリーなのですが、減るたびに、こちらから声を掛けずに、足しに来てくれます。
「いらっしゃいませ」の挨拶も笑顔で気持ちが良かったです。
味はというと、、、
う〜ん、日本の一風堂の味を思い出せません、、
すみません、比較できませんでした。
5年以上も前に、食べたっきりですね。
でも、素直に美味しかったです。
豚骨スープでありながらくさみもなく、汁も残さず全部平らげました。
やわめで、替え玉(1,500ks)も、追加注文してご満悦でした。
テラスでの食事がオススメ!
4階のテラスでは眺めがよく、手前には、ヤンゴンで最も古い、英国が植民地時代に建てた「Holy Trinity Cathedral大聖堂がみられます。
英国人より設計されたアングリカン教会。
1894年竣工、ヤンゴンで最も古い大聖堂。
レンガ造りのインド・サラセン様式で高く伸びる尖塔が特徴的。日本の占領時は、日本酒と醤油の醸造所として使用されていた。
これだけ素晴らしい教会でも、日本軍は、ここを、日本酒と醤油の醸造所に使っていたようです。
「教会で醤油作り」と、何やら、アンマッチしているところが、笑えます。
また、ここのテラス、タバコが吸えますので、喫煙者にとってはGoodですね。
日本人会優待があれば、ラーメンご注文で、替え玉(小)をサービスですので、お忘れなく!
あと、ちょっと気になったのが、
Junction Cityに入っている日系は、まだ一風堂だけですが、元気寿司も入店が決まっており、2018年7月現在「Coming soon」でした。
これから、日本の有名店が入ってもらえると、我々にとっては、過ごしやすいショッピングモールになりますね。
結論もう一度言いますが、
Junction cityの一風堂は、全然アリです!
味よし、接客良し、眺め良し、と三拍子が揃っていました。
これ書いていて、もう一度、行きたくなったぐらいですから。
一風堂 (Junction city)
住所:Corner of Bogyoke Aung San Road, Yangon, Junction city 4階
電話:+95 9 965 628838
時間:9時00分~21時00分 ※金・土曜日は23時迄
こんな安くて大丈夫?ヤンゴン最安ホステルに泊まってきました
こんにちは。@三河屋ヤンゴンです。
今日は、訳あって、ヤンゴン市内のホステルに泊まりましたので、レポートさせて頂きます。
学生の頃は、カプセルホテルやホステルをよく利用しました。
当時15年前は、安かろう悪かろうで、衛生面や安全面でも問題があるところが多かったですが、今は違うんですね。
「Wayfarer's Rest Hostel」
ヤンゴン市内、南側のチャイナタウンに位置するホステルです。
スレーパゴダから歩いて10分の距離で、不便のない場所でした。
しかし、大通りに面しているとはいえ、ホステルの場所が分かりにくかったです。
エレベータに乗らないといけなく、2階がロビーです。
エレベータ降りて、扉を開けるまで、少し不安でした。
夜中は人通りがまばらですので、22時以降は外出を避けたほうが良いかと思います。
宿泊料は、な・なんと、、激安の1泊671円です!
予約するには、AgodaやAirbnb、直接カウンター払いもありますが、最安はAgodaでした。
2018年7月7日宿泊料金比較
Agoda 671円
Airbnb 1,139円
直払い 1,200円
Agodaをみると「70%オフ」と、特別価格にはなっているのですが、おそらくベッドが空いていれば、回転率をあげるために、常時割引しているようです。
安いランチを食べるぐらいの値段で泊まれるのですから驚きです。
2年前にオープンしたようで、内装は基本的にきれいでした。
受付で、パスポートを提示すると、Wi-Fiパスワードと、無料のお水(ペットボトル)をもらって、いざお部屋へ。
一部屋に二段ベッドが4つありました。
受付する時に「上段がいい?下段がいい?」とも聞かれます。
基本的に上段がいいと思います。
下段だと他の人に手荷物を見られやすく、僕は避けています。
部屋にも、廊下にも、トイレ付近にも、防犯カメラがありましたので、よっぽど変なことはないと思いますが…。
ベッドは大人でも足を伸ばせる広々としたところです。
ベッド脇に、鍵付きの荷物置きがあります。その横に、木の机っぽい台があるのですが、これが僕が一番気に入ったところです。
ちょうど上にライトと充電コンセントがあり、ここて、パソコンやったり、読書したりと、ドミトリーでありながら自分のデスクがあるのです。
しかも、ベッドも階段もこのデスクもすべて木目調なので、よくある安い鉄パイプやプラスチックなどのカプセルホテルとは違いますね。
シャワーは、トイレと一緒なのですが、温水も出ましたし、備え付けのボディーソープとシャンプーも使えました。
悪い点をあげるとすると、部屋が寒かったです。
他の宿泊客もいるので、僕だけのために空調温度をさわれない(リモコンも手元にない)ので、他のベッドにあった布団をもってきてくるまりながら寝ていました。
清潔感も保っていると思います。洗面台も共用です。
朝食は、パンとコーヒー、ゆで卵もつきます。
受付の横のカウンターで、目の前で、店員さんが焼いてくれます。
彼、聞くとまだ大学生で20歳。
休みだから働いているそうです。
英語も堪能で、愛想も良かったです。
8:00〜17:00まで働いて、バイト代は6,000チャツトだとか。
日本円にして500円くらい。時給じゃなくて日給ですよ。
僕の宿泊代(671円)で、どうやって、このバイト代を捻出しているのかは不明です。
雨期というのもあってか、宿泊客は数名しかいませんでした。
大学では歴史を学んでいて、将来何したいのか聞くと「ホテル業で、大きなチャレンジ(起業)したい」と。頑張って欲しいですね。
ホテル名:Wayfarer's Rest Hostel
住所: No 640, Mahabandoola Road, Latha Township, Yangon, Myanmar
電話:+95 9 779 922075
空港からタクシーでくる場合は、下記の写真を運転手に見せればたどり着きます。
渋滞無しで、30分くらい。料金は8,000チャツトでした。
たまには、自分の家を離れて、学生気分を味わうのも悪くないですよね。
たった671円ですし、皆様も一度はいかがでしょうか?
【自分目線の価値観】ゆるく考えよう人生を100倍楽にする思考法
こんばんは。@三河屋ヤンゴンです。
駐在員のためのブログへようこそ。
今日は、少し僕の人生論をご紹介させていただきます。
すみません、ヤンゴン駐在生活には、あまり関係ない個人的なお話です。
【目次】
僕の人生計画
今から6年前、僕が29歳の時に、高校時代の友人と、自分の人生中長期計画をお互い紙に書いて交換しました。
とても、恥ずかしいですけど、その時のメモ書きが出てきましたので公開します。
「30歳〜35歳で駐在する」と書いてましたが、タイで実現しています(笑)
「2023年までに起業する」とも書いてますが、これも一応実現しています(笑)
「3,000m級の山を全て登る」ですが、まだ一つも登っていません(笑)
しかし、友人は、僕の計画を見て、家族のことが一つも入っていないことに、軽く不信感を表しました
彼の目標には、家族の事が考慮された計画になっていたのです。
しかし、当時の僕は、彼に反論しました「家族の優先順位をあげると、自分のやりたいことがブレてしまう」と。
家族より山登りが大切なのか?というツッコミはやめてくださいね(笑)
出来ない理由は、本当に外部要因なのか?
僕は、3人の子供を持つ父親ですが、子供達より大切なのは「自分の人生」です。
間違っても、家族のためや、親のため、会社のため、社会や国家のために、自分の人生を送りたくないのです。
ひどい父親かもしれませんが、これは、本音です。
自分の人生を楽しむ要素に「娘の笑顔」や「娘の成長」が有りますが、それは僕の中ではメインではないのです。
「家族がいるから△△出来ない」
「親がこう言うから◯◯出来ない」
「会社勤めしているから□□が出来ない」
「ローン持ち家を持っているから、、」など、
外部要因を理由に「出来ない」と言っている人たちは、いったい誰のための人生を送っているのか?と思うのです。
人生の舞台に上がる主人公は、いったい誰なのかという視点がそもそも無いのだと思います。
極論しますと、
「家族が邪魔になれば離婚すればいい」
「親が鬱陶しかったら絶縁すればよい」
「会社勤めが問題なら辞めればいい」
「ローンが苦しければ、持ち家を売って自己破産すればよい」だけでです。
社会模範に従わなければ、解決策はいくらでもあると思うのです。
自分の人生で、優先順位が、何なのかというのは、その本人が考えることであって、社会一般的に言われていることとは関係ないと思うのです。
主観的に生きるのか、客観的に生きるのか?
僕はどこまでも《主観的》に生きたいと思ってます。
誰に批判されようが、否定されようが「あなたに言われる筋合いはない」と、心の中では無視しています。
また、誰かに褒められても同じなんです。
会社員時代、たまに仕事で評価されても「あなたに評価される筋合いはない」と、心の中では冷めていました。
要は、僕は、他人からの意見を120%無視しています。
ここが「周りの人」と、僕とが大きく違うところだと自己認識しています。
良いか悪いかは別として、普通の人は、これが出来ないと思います。
僕は、小さい頃から「変わっているね」と言われ続けてきました。
普通は、批判されれば落ち込むし、評価されれば喜びますよね?
しかし、それらは全て、他者からあなたをみた視点なんですね。
もっというなら、それらは、全て《客観的》なんです。
客観的に生きると、どうしても、他者と自分との比較をしてしまうので「周りはこんななのに自分だけは、、」と悩みます。
他人からキツイこと言われると、落ち込みます。
正社員をリストラされて、アルバイト始めるとに、世間体を気にしてまた落ち込むのです。
同僚が車を買えば、自分も欲しくなったり、周りが結婚していれば、自分も結婚したくなります。
そんな価値観だと「まわりと違ったこと」になると、気になり、落ち込むのです。
しかし《主観的に生きる》というのは「悩む」ということがありません。
評価もなにもかも、全部自分で決めることが出来るからです。
自分目線の価値観とは?
ここで、僕が共感しました一冊をご紹介させていただきます。
ちきりんさんの「ゆるく考えよう人生を100倍ラクにする思考法」です。
ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 (文庫ぎんが堂)
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2013/12/08
- メディア: 文庫
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世の中はグローバリゼーションやIT革命など、激変の様相を見せていますが、こういう時ほど個人にとって大事なのは「自分は何をしていたら楽しいか」という自分目線の価値観です。そういった視点がなければ、私たちは容易に流され、知らず知らずのうちに自分のためではなく、誰かのため、社会のために生きることになってしまいます(抜粋)
僕は、この本書でいう「自分目線の価値観」を、究極なまでに追い求めていきたいですね。
社会模範や、周りの人の助言は、ひとまず置いておいて、あなたは、いったい何を大切にして生きていますでしょうか?
ここを真剣に考えることが、自分の人生を豊かにするための第一歩だと思います。
駐在員の悩み「渋滞」僕はこうして乗り切った
こんばんは。@三河屋ヤンゴンです。
駐在員のためのブログへようこそ。
僕は、駐在員時代、バンコクに5年住んでいました。
当初の悩みのタネは「渋滞」でした。
【目次】
この写真の通り、バンコク市内の渋滞は、年々ひどくなっていた印象です。
交通手段は、電車もあるのですが、日本と比べるとエリアも狭く貧弱です。
やはり自動車に頼るしかありません。
東南アジアはどこも同じような状況ですね。
僕は、年間4万キロ走っていました
当時、僕は、営業車として新車を与えられており、4年間で16万キロ走りました。
1年4万キロですね。
平均時速50キロで走ったと仮定して、4万÷50km=800時間(←1年間で車に乗っている合計時間)それを、24時間で割ると33日間です。
実に『1年間で、1ヶ月以上は、車の中にいる』のです。
しかも、時速50キロ計算ですから、渋滞分を入れると、もっと長い時間、車の中にいると思います。
ここまで長時間、車内にるとなると、ここで何をすれば、自分のためになるのかを真剣に考えるようになりました。
僕が試行錯誤した「車内活動7選」
①睡眠 ★★★☆☆
とくにかく寝る。そして「寝溜め」した分、帰宅してから、深夜まで仕事に取り掛かる。
しかし、寝てる間も、営業電話が掛かってくるので、そのつど起こされます。
また、昼間に何時間も寝て、深夜まで仕事すると、どうしても生活のリズムが狂ってしまい、全体的な作業効率が下がっていまいます。
ベッドに横になるまでの回復は見込めませんが、目をつぶって車に揺られて寝るのは、慣れれば心地よいです。
朝早くから出勤する人は、尚更「寝れる技術」が求められます。
②ノートパソコン ★☆☆☆☆
膝にパソコンを載せてのメール処理。
出来なくもないですが、前かがみになり、小さい文字を凝視しているため、車酔いします。体力も消耗が激しいです。
メール処理も、ディスクでやるのと比べてパフォーマンスは半分以下に落ちます。
これだと割り切って仕事をやらない方が良いかもしれません。
「酔わないメガネ」をフランスから個人輸入して試してみましたが、結果はあまり変わりませんでした。
③スマホで読書(Kinddle)★★★★☆
スマホは、前かがみになることだけ注意すれば、パソコン作業よりは酔わないです。
Kinddle読み放題プランを申し込んで、僕は、4年間で、何百冊もの本を読んだと思う。
しかし、車酔いがないわけではないので、☆は一つ減らしています。
④オーディオブック ★★★★☆
自分が、車を運転していても、これは使えます。
Amazonのオーディオブックサービスで「Audible」がありますので、慣れてくると読書と同じ感覚になります。
今では、IOSで「読み上げ機能」があり、これとKindleを組み合わせれば、活字ベースの書物では、全てがオーディオブックになります。
⑤ビジネスオンデマンド ★★★★★
経済番組(ワールドビジネスサテライト、ガイアの夜明け、カンブリア宮殿)が、月々500円で見放題になるアプリです。
自宅のWi-Fiで、スマホにダウンロードしておき、それを車内で流すのです。
自分が運転するとき人も、僕はラジオ代わりに聴いていました。
このアプリ、海外では使えない(海外からのアクセスは遮断)ので、プロキシサーバー(日本を経由してネットにアクセス)サービスに入らないとなりません。
僕は、月額360円で、ここのプロキシサーバーサービスを利用しています。
自宅でダウンロードするのが一手間かかるのが難点ですね。
⑥電話を折り返す ★★★☆☆
事務所にいるときは、メール処理など事務作業に集中します。
そのときに掛かってくる電話は基本は受けない。
そして、車に乗車するなり「先程電話とれなくて申し訳ありません」と、電話を折り返し始めるのです。
電話は酔わないです。
しかし、高速に入ったり、電波の悪い工場団地に入ると使えないです。
また電話を受けない行為は「レスポンスの悪い営業マン」としてうつりますので、諸刃の剣です。
⑦瞑想&アウトプット オススメ度 ★★★★★
目をつぶって、仕事のこと、プライベートなこと、など考えます。
意外と、忙しい日々を過ごしていると、目をつぶって考えることすら出来ません。
僕は、この瞑想で色々考えましたし、思いついたビジネスアイディアをスマホにメモしたりと、有効に使っていました。
コツは、上記の他の方法で、車酔いしたり、飽きたりしたときに、瞑想タイムに入るのです。
決してスマホゲームなどしてはいけません。
あなたはこの渋滞とどう付き合いますか?
この渋滞問題をどう捉えのかは、その人、次第ですね。
「ヤンゴンの道路は、車線も少なく、信号機も規則性が無い。日本みたいに交通を考えた設計になってない。ダメだな」と見下すのも一向に構いません。
置かれた環境(渋滞)に愚痴を言うのは簡単です。
ミャンマーのような後進国にくると、尚更「上から目線」で、目の前の不便を批判することも簡単です。
僕たち先進国から来る人にとっては、それが変な優越感にもなっています。
しかし、愚痴をいったところで、渋滞が改善されるわけでもありません。
逆に「こんなに車内にいれる時間は他にはない」と、前向きに取り組むべきと思います。
日本では絶対にできないですね(運転手がつかないですから)
この「渋滞」と「Kindle」のコラボのお陰で、何百冊もの本を読んだと思う。
ミャンマー、タイ、マレーシア、インドネシアなど、渋滞はどこもひどいです。
それと、どう向き合っているのかで、その駐在員の資質が問われると思います。
スマホゲームで貴重な時間を消耗させるのか、読書をするのかで、今後の人生は、絶対に変わってくると思います。
もし、あなたが、駐在員であれば、1年のうち何時間車内にいて、その時、何をしていたのかを一度 棚卸ししてみてるのも面白いと思いますよ。
日本が世界に誇れるのは、家電じゃないですよ
駐在員のためのブログへようこそ。
今日は、少し遠回しに「日本食の魅力」を伝えたいと思います。
【目次】
「家電」はもう他国に追いつかれてます
日本が世界に誇れるものは、いくつかあります。
特に「モノ作り、技術力」は、製造業に関わる皆さんはプライドを持たれていますね。
しかし、こと家電に関しては、各社の惨敗していますね。
原因は、デジタル化&コモディティ化が進んで、中国・韓国企業でも、簡単に作れてしまうようになったからです。
日本企業でしか作れない家電はもう世の中には一つもありません。
有名な話で、Ipodが発売された時に、日本の技術者は、Ipodを買って、バラしてみたところ、何も新しい技術が使われてなくて
「何だ、驚くことはない。技術的には何も真新しいことはない」と、余裕でタカをくくっていたそうです。
「新しく売れる商品=新しい技術」と勘違いしていたのでしょう。
それじゃあダメですよね。
先日、中国企業のファーウェイが、日本に研究所を作るので、新卒給料40万円で募集をかけたところ「中国が日本の技術を狙ってる!」と的外れな指摘がありました。
日本の新卒にそんな、優れた技術力があれば、シャープがあんなことになるはずがありません。
どんな「盗まれては困る技術」のことを言ってるのか、具体的に聞いてみたいですね。
余談はさておき、日本が世界に誇れるものは、家電ではありません。
クルマも今後は厳しくなると思います。
何かというとズバリ「日本の食文化」です。
和食の競争力(100年経っても追い抜けない)
和食は、薄味ながら、素材の味をしっかり出そうとしており、食感や見た目、載せる皿にまで拘ってますよね。
海・山・田と、何でも採れる日本列島だからこそ、多種多様な食材が集まり、各地で美味しい郷土料理が生まれました。
季節感を食に求めたりもします。
一汁三菜をベースにしていてとてもヘルシーですね。
ホントに言うこと無しですね。
ここまで洗練された食文化が、他にあるでしょうか?
「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのも記憶に新しいですよね。
韓国、中国、台湾、タイ、マレーシア、インドネシア、と食べ比べてみてください。
申し訳ないですが、和食に勝てる要素は何にもないと思います。
総合点でいくと、和食が100点だとすると、アジア諸国は30点ぐらいです。
それぐらいの差があります(100年経っても追いつけないと思います)
フランスとかイタリアぐらいでも80点ぐらいでしょうか。
僕は、そこまで口が肥えている方ではなないですが、海外に来るたびに「よくこんな不味いもの毎日食べれるな」と、現地の食べ物に思うわけです。
南アフリカの「なんちゃって寿司」
数年前に、2週間ほど南アフリカに出張で行きました。
彼らの食文化は、毎日朝から肉やソーセージや、夜もフライドポテトやステーキでした「肉!肉!肉!」ですね。
他国の食文化を否定するわけではないですが、さすがに「肉食べてればいいや」という食文化は、なにか薄っぺらい気がします。
また、周りの現地人を見渡しても、おデブちゃんばっかりでした。
こんな食生活してたら、誰でも肥りますね。
当時「これ以上、肉は食べれない」ということで、近くのショッピングモールの「なんちゃって寿司」を食べに行きました。
回転寿司で、黒人の方が握って(正確に言うとネタをのせてるだけ)ました。
しかし、これの不味いこと不味いこと。
南アフリカでは、お寿司は決して安くはありません。
この写真のお寿司ですが、日本円で600円近くします。が、米はパサパサ、ネタも新鮮じゃない、ゴマの振掛けが全体の味を邪魔してる、お皿は薄っぺらいプラスティックのとか、突っ込みどころ満載です。
マヨネーズが多かったり、唐揚げがのっかってたり、それら多少は、現地人に受けるような味付け、現地化(ローカリゼーション)されたお寿司であるのは分かりますが、それを差し引いても、酷いです。
日本食って、もっと美味しいはずです。
こんな風に日本食が広まると「日本食が可哀想になってきます」ね。
海外で日本食を広げる「和橋」
料理の良いところは「著作権や特許がない」ことです。
僕が、ヤンゴンで、牛丼屋を始めたからといって、吉野家から「特許侵害」と言われることは絶対ないですね。
あの日本食の美味しさと、作り方さえ知っていれば、誰でも勝負できるんです。
他国でビジネスをする人を、中国人の華僑に対して、日本人は和僑(わきょう)と言います。
今後、日本の優れた食文化を広げる和僑が、もっと増えてくれればな、と切に思います。
僕もそんな日本食に魅せられた一人です。
今は、ヤンゴンに住む日本人に向けた、日本食販売に特化していますが、いずれは他国の人にも、販路をひろげていければと考えています。
少しでも現地の方が、日本食を通じて日本のことを好きになってくれればと思っています。