三河屋ヤンゴンBLOG

日本食デリバリー「三河屋ヤンゴン」を運営する店長がヤンゴンの日々を綴ります!

外国人とのコミュニケーションは、タブーに突っ込みましょう

こんばんは。@三河屋ヤンゴンです。

駐在員のためのブログへようこそ。

 

仕事ネタ以外で、何を話題にするのか?

外国人とのコミュニケーションは、同じ日本人とのとは違います。

英語を話すこちらもエネルギーを使いますし、英語を聞く相手も、こちらの下手くそな英語を聞くので疲れます。

誰でもそうですが、母国語でストレスなくコミュニケーション取る方が、リラックス出来て一番楽なんです。

しかし、駐在員になると、英語で現地人とコミュニケーションをとる場は、必ず出てきます。

仕事ネタは簡単ですが、それ以外の話で、何を話すのかで、相手から見たあなたの印象は、随分変わってきます。

僕は、他の日本人が、あえて話さないネタ「タブー」に突っ込むことにしてます。

他の日本人との「差」をつけるため、個性を出すためにも「おっ、この日本人、他と違うな」と印象つけられればGOODですね。

 

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どうして「宗教」の話はタブーなの?WHY?

【目次】

 

ここが変だよ日本文化「同調圧力」 

 

日本のビジネスシーンでは「野球」「政治」「宗教」の話は、タブーとされます。

野球はファン志向の違い、政治は思想の違い、宗教は宗派の違いなどで、軋轢を生む可能性があるからです。

これらの日本文化の根底にあるのは「人と同じ考えでなくてよい」があり、別に、お客さんでも、大切な仕入先さんでも、意見は違って当たり前、そこを無理やり合わせようとすると、コミュニケーションが「不自然」になると思います。

こちらに話を合わされて、愛想笑いばっかりする人の方が、僕には信用出来ません。

あなたの考えは何なんですか?僕と100%と同じなんですか?と突っ込みたくなります。

天候の話?家族の話?好きなワインの話?そんなの誰でも出来ますし、まず面白くないんです。

巨人ファンのお客さんに、阪神の魅力を語れるぐらいの度胸をつけましょう。

他人と思想や意見は違っていいんですよね。

日本人相手に、それぐらいの話が出来ないと、外国人相手に突っ込んだ話は出来ないと思います。

 

外国人は、宗教ネタに喜びます

 

僕は、宗派の話が、得意です。

インド人ならヒンドウー教、マレー人やインドネシア人にはイスラム教、ヨーロッパ人には、キリスト教プロテスタントカトリックの違いなど。

僕の持ちネタを少し披露いたしますね。

 

①ヒンドウー教

ヒンドウー教は、多神教です。

宗派も地域によって様々。

そんな状況で、あなたが信じる宗派が「真理であり、絶対的に正しいと言い切れるのか?」とか。

カースト制による宗派の違いは「差別」ではないか?とか。

 

イスラム

 

イスラム教は、もっぱらISの動きや、過激派と穏健派との違い。

彼らのテロ思考に対して、どう思ってるのか。

また毎日礼拝あったり、ラマダンがあったり、それは先進国と比べて、生産性が落ちるのでは?

最近若い人は、影でお酒飲んでるでしょ?とか。

 

キリスト教

プロテスタントカトリックの違い。

カトリックは、免罪符で、お金を払えば罪が免除されるという間違いを過去犯しました。

そして、それに反感を持ったのがプロテスタント

アメリカを作ったのはプロテスタントですよね。

カトリックプロテスタントを、比べると、プロテスタントの方が勤勉なんです。

ユーロ圏で、今、財政難に陥っているのは、偶然かカトリックばかりの国です。

経済成長と、キリスト教の宗派が、関係しているのでは?と。

 

以上、質問については、そこまで難しいものではありません。

会う人、会う人に、何度も同じ質問ネタを使っていると、英語でもスムーズに質問できるようになってきます。

その宗教を信仰している方からすると、自分の宗教に興味を持ってくれている事自体、とても嬉しいのです。

要は、相手の懐に入るためには、表面的な会話ではダメなんです。

それでなくても、英語なんですから相手と距離があります。

そこを埋めるには、彼らの文化に興味がある(質問しまくる)と、意思表示してあげるのです。

 

予習は池上先生の宗教本がオススメ

 

僕たちが考える以上に、外国人は、宗教の話になると、彼ら自身の話をよくしてくれますし喜びます。

僕も、自分とは違う価値観を聞くのが大好きです。

南アフリカに出張した時は、彼らの教会まで付いて行きましたね。

しかし、これには、事前準備が必要です。

まず、池上彰先生の歴史と宗教の本は、全て読みましょう。

非常に分かりやくす書いています。

そこで、気になるところをマーカーして、英語で質問出来るように、英語の訓練するんです。

このコミュニケーション方法は、かなり相手に強く印象残してもらえて、自分を覚えてもらえます。

知らないと恥をかく世界の大問題+図解版3冊【10冊 合本版】 (角川新書)

 

例えば、あなたが、今日初めて会った外国人に

明智光秀が、本能寺の変を起こしたのは間違いでは?」

坂本龍馬が暗殺されなかったら、どう変わってたのか?」

こんな質問されれば、この人、ちょっと普通じゃない、面白いって思うでしょう。

僕たち駐在員も、そんな「面白い外国人」を、目指せばいいんです。

 

【今晩の名言】

相手の宗教を表面だけでも理解して質問しましょう。

それが本当のコミュニケーションの第一歩です。