三河屋ヤンゴンBLOG

日本食デリバリー「三河屋ヤンゴン」を運営する店長がヤンゴンの日々を綴ります!

駐在員は辛いよ。10倍働くんですよ。

こんばんは。@三河屋ヤンゴンです。

駐在員のためのブログへようこそ。

 

現地人との給料格差

海外赴任すると、社内は、現地人ばかりです。僕のデスクの隣も、目の前も、ミャンマー人が座っています。

だからこそ、頑張らないといけません。

勿論、結果も求められます。

えっ?仕事は頑張って当たり前って?日本でも同じ?

いえいえ、そうではありません。

駐在員は、日本でもらう給料に「海外赴任手当」が、上乗せされます。

よって、僕は同世代より多少多く貰ってます。

で、大きな問題は、周りのミャンマー人よりも、10倍ぐらいの給料を僕が貰ってるのです。

ミャンマー人1人に対して、僕は彼らの10人分のパフォーマンスを求められるのです。

f:id:mikawayayangon:20180613005539p:plain 【目次】 

 

どうして駐在員の給料が高いのか?

僕が優秀なわけではありません。

 日本語が母国語で話せる

 ②日本の企業文化を知っている

 ③本社に在籍している

このたった3点ができるだけで、給料が10倍なのです。

なぜなら、ミャンマーに進出している日系企業向けの営業ですと、日本人相手をする為には、最低でも①②をクリアしないとなりません。

これは、ミャンマー人には、ほぼ不可能なんです。

だからこそ、僕の普通の能力(①②)であっても、ミャンマーでの労働市場では、貴重でして、労働価値が高くなる(給料高い)のです。僕は、これをプレッシャーに、感じています。

 

駐在員の給与額は、筒抜けです

ミャンマー人達は、僕らの給料もある程度知っていて、情報を共有しています。

そんな中で、僕がいい加減な仕事や、怠けていたら「本社から高い給料貰って来ているのに、何あの人?と言われて、現地人への示しが付きませんよね。

例えば、あなたの隣のデスクに、米国の親会社から白人が、急に日本に赴任してきて、給料もあなたの10倍貰ってたらどうでしょう。

しかも、その白人は、仕事はいい加減で、仕事が終わってもないのに、早く仕事を切り上げて、夜のクラブで日本人女性を口説きまくってたら、どう感じますか。

僕は、ミャンマー人の同僚から、そう映らないように心掛けています。

でも「頑張らないといけない」という今の環境は、逆に気に入ってます。

これぐらい追い詰められないと、真剣になれないタイプなんですよね。

もしも、あなたが、今の職場で、今日から急に給料10倍!と言われると、昨日と働き方が変わりますよね?それと同じです。

 

働き方改革」なんて関係ないんです

駐在員によっては、ほんとに休みがとれません。

僕は、実際、ここ5年くらい、年末年始や大型連休、フルで休みだったことありません。

初めて、ミャンマーでの年明けは、自動車工場の中で、エアーホースの束の上で寝てました。徹夜でしたので疲れて、気付いたら寝てました。

日本では「働き方改革」が叫ばれて、残業なしや、休日出勤も厳しくなっていますが、駐在員となると、現地法人に勤めるかたちなので、治外法権(日本の法律は適応されない)となります。

家族をミャンマーに呼んだ時も、僕は、国内のホテル住まいで、半年近く、休みがないのを知って、嫁はびっくりしていました。

僕が「休みが取れない」と言っていたのは誇張だと思ってたみたいです。

 

こんな考え方できる方が実は幸せ

しかし、給料格差を、なんとも思わない人もいます。

逆に「オレは海外赴任なんか望んでないのに、会社に無理やり飛ばされて」と、被害者意識持っている人もいます。

そんな考えできる人って、ホント幸せだと思います。

僕には無理です。やはり、これだけの給料差は気にしますよ。

 

【今晩の名言】

プレッシャーは高いです。それは給料と正比例しています。